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5-5.NEG命令 ( Two's Complement Negation ) :2の補数

   NEG命令は「2の補数( Complement )」を表す。「2の補数」とは「符号付き整数の符号の反転」である。この命令は論理演算ではないが、「NOT」と同じ、補数命令であるので、この章に追加した。

NEG ( Two's Complement Negation ) :2の補数

 
NEG	DEST

   動作:DEST←DESTの符号を反転させる
  影響を受けるフラグ:なし
    DEST:レジスタ、メモリー

どのような動作をするかをみると、まずDESTの「NOT」をとり、1を(算術演算で)加える。 -45h(=10111011b)を例に取ると、
10111011(=-45h)
↓(NOT)
01000100(=+44h)
↓(+1)
01000101(=+45h)
+45hとなり、符号が反転したのがわかるだろう。では逆に、+45h(01000101b)の2の補数を取ってみてください。

2の補数 (符号の反転) 【86】
【書式】
 NEG  dest
 dest = reg/mem
【フラグ】
OF DF IF TF SF ZF ?? AF ?? PF ?? CF
【動作】
0からdest を減算し、結果に従ってフラグを設定します。
dest0 − dest
【備考】
  • 2の補数形式の値の符号を反転します。
  • dest の値が0ならばCFを0にし、それ以外ではCFを1にします。

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